リフォームのご案内

・屋根の雨漏り修繕、経年劣化箇所修繕

・地震、台風対策としての屋根の補強

<瓦屋根の修繕、補強の必要性>

・古い家だと屋根の防水シートが劣化し、破れていることがあります。
 雨漏りの原因のひとつです。

また瓦に隙間がある状態は、隙間から雨水が入り、雨漏りの原因となります。
・台風の時期、風に乗った砂や苔、カビが屋根に溜まります。

 屋根を傷めたり、瓦が浮いたりする原因となります。 

・昔の施工方法で、瓦を固定するために葺き土(ふきど)という粘土が使われました。

 葺き土が長い年月で風化され、砂となります。

 

 瓦の固定が弱くなり、台風や地震で瓦がずれたり浮いたり、隙間ができる原因となります。 

・瓦の隙間から雨水が侵入し、瓦桟(かわらざん)が傷んだ状態。
 昔の鉄釘も錆びて瓦桟の固定が弱くなります。

 損傷が激しい場合は、固定位置から瓦桟が外れてしまっている場合もあります。

 

 瓦の固定がずれるため、雨漏りしやすく、
 ひどい場合は瓦が地面に落下してケガのもとになります。

普段は屋根の変化に気づきませんが、大きな地震や台風のときに目に見える被害が発生して初めて、屋根が劣化していたことに気づきます。

写真提供:神戸市


<瓦屋根の修繕、補強の工事例>

劣化し強度がなくなった古い瓦桟の代わりに、新しく太い瓦桟を施工します。

古い瓦桟を新しい太い瓦桟で補強することもあります。錆びづらいステンレスの釘を使います。

下の写真は瓦の下地の作業の手順です。

①野地板(コンパネ)を貼る。
②防水シート(ルーフイング)を施工する。
③瓦を固定する桟木(瓦桟)を施工する。
 水が溜まらないよう縦桟、横桟を組合わせることがあります。

④瓦を施工後、必要に応じて瓦用シーリング材(ゴム材)で
 瓦の隙間を埋める施工を実施します。